作成日:2011/05/30
6月18日(土) 労働問題啓発セミナーのご案内
さて、ここ数年、経済情勢が大きく変化し、テレビや新聞などでも労働問題が多く報道される時代となりました。雇用の多様化や景気の悪化から企業と労働者の間でのトラブル(労使紛争)は急増しております。企業側から労使紛争を考えた場合、それに要する時間、費用、企業イメージなど多くの損失を生むこととなり、労働者側としては今後の生活に直結する問題となることから軽視することはできません。しかし残念なことにこういった労使のトラブルは急増し、個別労使紛争の相談件数は平成20年に100万件を超え、平成21年度には114万件を上回っています。
このような労使紛争を少しでも未然に防げるよう下記の内容でセミナーを開催することとしました。経営者様、人事担当者様、実務家の方をはじめご関心のある方に広くご参加いただければと存じます。また、法律家(弁護士や社会保険労務士など)を目指す学生の方もぜひご参加ください。
●日時; 6月18日(土) 13:30〜16:30(開場12:30)
●会場; 北海道大学 学術交流会館 講堂
(札幌市北区北8条西5丁目 TEL011-706-2141)
●定員; 300名
●参加費; 一般 5,000円
学生 2,000円(当日受付で学生証の提示がない場合は一般の扱いとなります)
講師 東京大学 社会科学研究所 教授 水町 勇一郎 氏
<講師プロフィール>
東京大学 社会科学研究所教授、 パリ西大学客員教授。労働法を専門分野とされ、社会の大きな変化のなかで変容を遂げている労働法システムのあり方を比較法的な観点から分析する比較労働法を研究。『労働法(第3版)』(有斐閣)『事例演習労働法〔第2版〕』(緒方桂子と共編著)(有斐閣)、『ケースブック労働法〔第3版〕』(荒木尚志ほかと共著)(有斐閣)など著書多数。社会保険労務士試験委員。労働法分野において国内外を問わずご活躍されています。
<講演内容>
新国立劇場事件判決などの最新の判例を題材として、現実の問題としての労働法の捉え方、知っておくべき重要なポイントなどをご講演いただきます。
申し込みは こちら → 労働問題啓発セミナー案内.pdf
主催 特定非営利法人 U-NET北海道 協力 株式会社 ユーキャン