皆さんの法人・事業所では職員にビジネスマナー研修を受けさせた後、本当に身に付いて実践されているか確認・検証したことはありますか?
今回ご紹介する「ビジネスマナーカード」を使うことで、法人・事業所としてビジネスマナーの出来・不出来を客観的に把握でき、何から取り組めばよいのか理解できます。
ビジネスマナーカードは、社会人であればこれだけは身につけておきたいというビジネスマナーを厳選・体系化し、7分類・全50項目をカードにして見える化したものです。
これだけ身につけておけば周囲から認められ、仕事に対する自信と誇りを持つことができます。
特長は▼ビジネスにおいて重要な「ビジネスマナー」を厳選、たとえば「挨拶言葉」、具体的なチェックポイントは自分から積極的に挨拶をしているなどの行動例を豊富に記載▼マナーの項目別でできているかできていないかを分類し、効率よく習得▼特に気をつけなくてはならないマナー項目カードを目に見えるところに貼りつけて常に意識づけできる。
ビジネスマナーという基礎的なテーマなので、新入職員などの研修への活用がイメージされるかもしれません。ところが現実には、「むしろ、先輩職員や上司がしっかりと身に付けておくべきと言う声をよく耳にします。その理由は「意外と知らない、いまさら聞けない、教えてもらっていない」からです。このマナーカードは一回きりの研修ではなく、ビジネスマナーの確認も含め、職員皆さんで継続して使っていただけます。
(キャプション)カード構成
@社会人としての基本心得:3枚Aビジネスマナー:41枚B仕事の進め方:10枚Cその他、付属カード:7枚
ビジネスマナーカードの使用例
@「自己評価」を行う
ビジネスマナーカードを使って職員自ら自己チェックを行い、チェックシートの自己評価欄に結果を記入します。A「他者評価」を行う
次に職員の上司や同僚がビジネスマナーをチェックし、チェックシートの他者評価欄に記入。普段の仕事ぶりが
分からない場合は、対象者を観察する期間を設けたうえで記入します。
B診断結果を集計・分析
チェックシートを回収し、診断結果を集計・分析して、ビジネスマナーについてできているもの、できていないもの
を法人全体、職種別や年代別に明確にし、どのビジネスマナーから取り組めばよいのか検討指標にします。
介護新聞記事 → 2014.02.13掲載記事 11回目 従業員の接遇 マナー.pdf
参考資料 → 革新的 ビジネスマナーカードの特徴について.pdf
マナーカードチェックリスト.pdf